光のメッセージ

クリスタルの階段

クリスタルの階段 クラス VI 1. 最終指示 (パートIV)

クラス VI 1. 最終指示
アシュター & サナンダ(パートIV)

「闇の勢力が、アセンションを阻止しようと何かをする可能性もあるのでしょうか?」

いいえ、最終的には、その可能性はありません。もしあなたが、この世界に蔓延している混乱である、偽りの教えや疑念、恐怖の支配下に置かれているならば、あなた個人や、アセンションへの特別な準備に実質的には闇の勢力の影響を受けるでしょう。けれども、アセンションそのものが、闇の勢力の影響を受けることはありません。彼らは、人類を混乱と恐怖の状態に陥れておくことに最善を尽くします。ですから、もし恐れを感じたのでしたら、それは彼らの影響を受けているのかもしれません。同時に、あなたがこの道を進み、次第に自分が何に巻き込まれているのかを自覚するにつれて、この道を選択したことが原因となって恐れの感情が生じてくることはあります。三次元の現実にしがみ付いているあなたの一部であるエゴが、時には恐れを感じるかもしれませんが、これは自然な反応です。けれどもあなたがそれに溺れてしまわない限りは、闇の勢力もあなたを傷つけることはできません。彼らは自分達の限界を完全には把握していないのです

「グレイト・ホワイト・ブラザーフッド」という言葉がありますが、「ホワイト」は人種を指し、「ブラザーフッド」とは男性だけを指すのでしょうか、それとも男性と女性の両方を意味しているのでしょうか?」

グレイト・ホワイト・ブラザーフッドは、次元上昇したマスター全員を表す名前です。人種を表すものではありません。次元上昇したマスターには男性も女性もおり、あらゆる肌の色の人々がいます。グレイト・ホワイト・ブラザーフッドは、次元上昇したマスターの集団を表すために使われる名前です。ご覧のとおり、そこには壮大な階層システム及び組織構造があります。これは高い目的を持つ高度な意識レベルでの奉仕を行う組織です。皆さんが間もなく参加することになるグループです。

「次元上昇したマスターたちは、何故、この段階では地球に顕現することはせずに、チャネラーを使うことを選んだのでしょうか?」

おっしゃるとおり、私たちは今の段階では出現してはいませんが、その時はやって来ます。過去には、準備ができており、アセンションが起きるための特別な目的を持っていた少数の人々になって現れた時もありました。ですが今は皆さんが輝く時です。そしてそれにはお話ししてきたように、疑うことなく強く信じ、信頼するという要素が関わってきます。ここにやって来て、このアセンションの道を歩むというチャンスをあなたは手にしており、アセンションによってあなた自身の成長を促すチャンスが与えられているのです。そして、それは強く信じることが関わってきます。ですから ”出現する時ではない” と私たちは指示を受けています。皆さんの中には、私たちに現れて欲しいとずっと願っている人々もおり、私たちもそうしたいと思っています。特定の時期にはそうするかもしれません。ですが、私たちは上からの指示を受けています。そして、それは皆さんのためであり、皆さんが次元上昇してして戻り、アセンデッド・マスターになるために必要なことなのです。もし私たち全員がこの時代に地球に集まったなら、かなりの騒ぎになるでしょう。けれども前にお話したように、皆さんは人類に奉仕するためだけではなく、自分自身に奉仕し、霊的に成長するためにここにいます。ですから、これはここにいることを選んだスターシードたちへの敬意、彼らのプロセスと彼らの道への敬意からくるものなのです。私たちは、自分たちが以前に経験したことを彼らから奪いたくはありません。神は時には奇妙なやり方をなさいます。これも奇妙なコミュニケーション方法だとは思いませんか?

「私の父は83歳です。彼はもうすぐ地球を去る準備ができているようです。彼の魂はどうなるのでしょうか?」

肉体を離れてから新しい肉体を待つまでの間、肉体の無い状態にある存在達は皆、それぞれの進化に基づいた経験レベルに達します。それが何であれ、自分の生涯で習得したその状態へと導かれます。彼は別の惑星に行くことになるかもしれません。彼が十分に進化すれば、次元上昇した存在になるかもしれません。ニュー・エイジの子供達の 1 人として地球に戻ってくるのかもしれません。それは完全に彼の進化のレベルによります。けれども、肉体を持っておらず、身体の形態がない存在であっても、誰もが正当な報酬を受け取ります。

「聖書が、”全ての死者が再び戻ってくる” と語っているのは、このことを意味しているのでしょうか。誰もが新しい生命体になるのでしょうか?」

はい、大体その様なものです。私がお伝えするように、幽界にいる魂達は、様々な天国や地獄にいながら次の転生を待っています。これは全て再構築されます。地球が 五次元に到達すれば、四次元、またはアストラル界はもはや必要ありません。そうなると、これらの存在にはとてもたくさんの選択肢ができます。それらを数え上げるのは簡単ではありません。私が皆さんに申し上げたいのは、前向きな報酬を得た人は前向きな場所に行くということです。そして、そうしなかった人々は、あまり進化していない場所に行き、そこでカルマを解消することになるでしょう。アセンションに値しない存在は、地球上には一人も残りません。地球には、一定の進化のレベルに達した人だけが戻ってきます。

「アセンションの波は順序立ててやってくる様ですが、キリストがここにおいでになるのはどの時点になるとお考えでしょうか?」

彼の代わりに話すつもりはありませんが、私が考えるには、それは最後の段階、最終避難の時になると思います。もしそれが起きるとすれば、その段階になるでしょう。彼には自由意志がありますし、どうするつもりなのかはわかりませんが、彼を個人的に知るようになると、彼をもっと理解できる様になるかもしれません。彼にはユーモアのセンスがかなりあります。彼は、人類の完璧な顕現であると言えるかもしれません。そして、源と一体でもあります。ですから、彼が戻ってくると書かれているのです。そして、この予言が真実であるならば、それは最後の避難、第三の波の時になるでしょう。お分かりのように、それが皆さんの信じる要素となっている理由の一つです。皆さんはそのような奇跡が目の前で起こるのを見たことはありませんが、 これは皆さんにとっての試練なのです。思い切って信じてください。とにかく信じること、そうすればその報いを受けるでしょう。

「私たちのアセンションの道と、イエスの道とでは、その基準の違いは何なのでしょうか?」

皆さんの道ははるかに簡単です。地球の学校を経て、皆さんより前に次元上昇した存在である、アセンデッド・マスターたちは、アセンションを達成するために、極度の集中力や、極限まで身を委ねることを鍛錬し、何年もの間の孤独に耐え、そして幾度の生涯に渡って瞑想を習得しなければなりませんでした。彼らは、皆さんが表現する以上に強く信じていることを、そしてその信頼度を示さなければなりませんでした。はるかに厳しい訓練コースを通過しなければなりませんでした。というのも、この大規模なアセンションには、時はまだ熟していなかったからです。扉はそれほど開いていませんでしたから、彼らは絶えず恩恵と援助を求めながら、自分の力と意志で少々強引に押し進めなければなりませんでした。

幸いなことに、成功した人々は報われ、彼らの多くは今、このチャネラーや他のチャネラーを通じて皆さんに話しかけています。ですから、扉は以前より開かれていることを知ってください。宇宙のタイミング、そして宇宙の恩恵は、今はもっと流れています。今、より重要なのは、無条件の愛となって、真摯に自分自身を捧げることです。人生の二面性を全てマスターする必要はありません。全ての感情を征服し、自分のあらゆる感情のマスターになる必要もありません。それは非常に厳しい道です。イエスの地球での生活とアセンションについては、このクラスで話したこと以上に様々な側面があります。そのテーマだけでも一つのコースになります。

「ニュー・エイジの赤ちゃんについて言及なさいましたが、私たちには今、時間が限られていることを考えると、これらの赤ちゃんの役割は何なのでしょうか?今、家族のところにやってくる赤ちゃんたちの、彼らの寿命や、意識のレベルはどれくらいなのでしょうか??」

今生まれて来ている子供達の多くは、非常に進化した存在です。彼らはここに長くはいないことを知りながら、支援するためにここに来ているのです。彼らは、アセンションの波で引き上げられることを知っています。けれども、彼らは、この球体に物理的な形で現れ、ここにある愛のエネルギーを増して、それが最小必要量になるように支援をするという意思表示を行っています。現在生まれている存在の多くは、スターシードの子供です。

「その多くがそうであるとおっしゃいますが… そうでない人もいるということでしょうか?」

はい、そうでない人もいます。その違いは、スターシードの赤ちゃんになるためには、既ににアセンションした存在でなければならず、その後に、 三次元の身体になることができます。通常の存在は、通常の進化の過程をたどるだけですので、四次元を超えて進歩する必要はありません。

「つまり、カルマのサイクルにまだ関わっている人もいれば、そうでない人もいるということなのでしょうか?」

そうです。

「私たちがスターシードであるということは、以前にアセンションしたことがあるということなのですか?」

わかってきた様ですね。もしあなたがスターシードなら、あなたはアセンションした存在、または天使のような高度に進化した存在であり、ここに来て三次元の現実、つまりこの身体や、あなたが経験した他の全ての身体をも引き受けることを選んだ存在なのです。そのことをわかってください。あなたは実際に、再び次元上昇しているのです。一方、アセンションしていない存在、つまり普通の人間種族の存在達は、(そうする資格がある人々ならば)初めてのアセンションをすることになります。そして、あなたは自分が誰だったのか、そして自分が成長して誰になったのかを再認識するでしょう。「自分自身を取り戻す」という表現をご存知ですか?あなたには、一体となるべき自身の高次元の側面があります。それはハイヤー・セルフです。あなたのライト・ボディもあなたを待っています。アセンションしていない存在は、まだライト・ボディを持っていません。彼らのライト・ボディは、彼らがアセンションする資格があれば、アセンションしたときに作られます。

「愛することも、アセンションする資格になるのでしょうか?」

はい、それが主な基準です。最終的な避難には、愛、神へと心が開かれていること、そして恐れや制限、否定的な感情、主に恐れを手放す意志があることが必要です。

「エーテル体とライト・ボディは同じものでは無いのですか?」

いいえ。似てはいますが、まったく同じではありません。

「私たちのライト・ボディは、私たちの内部や、どこか他のところにも住んでいるのでしょうか?」

ライト・ボディは多次元に住んでいます。ですから、瞑想中にライト・ボディを呼び出し、あなたと再び統合し、あなたを取り囲んでいるのを感じる必要があります。それが先週体験した、光のピラミッドを呼び出すという形での瞑想です。これはあなたのライト ・ボディを表現する方法です。つまり、光の乗り物である、あなたのメルカバは、あなたと再びつながり、再び出会うのを待っているのです。そうなれば、それらを使って宇宙を旅することもできます。

では、少し集中する時間が来た様です。まだ返答をしていない質問には必ず答えます。現時点で、皆さんが知る必要のあることには、全て回答したと思います。皆さんの好奇心の全てを満たすことはできません。というのも、皆さんの精神能力では、経験することなしには完全に理解することができないからです。これはあなた方の知性を侮辱するものではありません。単に皆さんの窮状を示しているだけです。そうしたいと感じたら、ライト・ボディを呼び出して、その存在に皆さんをを囲んでくれる様に頼んでください。遅くなってきましたので、短い瞑想をすることにしましょう。

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こんにちは。サナンダです。皆さんはとて元気そうですが、今宵はもうすこし落ち着いて頂く必要がありそうですね。私は、皆さんがこのコースに合格したことをただお祝いしたく、やって来ました。皆さんは全員、私から合格点を受け取りました。私が言う意味はおわかりだと思いますが、卒業証書はもう少し後でお渡しします。その証書を受け取るには、もう少し高いレベルに上昇しなければなりません。私は、私が皆さん全員をどれほど愛しているのか伝え、そして皆さんのプロセスであるアセンションの作業を頑張って続ける様にと励ますために、私の愛を分かち合いたいと思い、ちょっとだけですがやって来ました。お互いに愛を分かち合いましょう。私を呼んでください。アシュターを、大天使ミカエルを、皆さんと一緒にワークをしている次元上昇したマスター達の誰でも、または天使の一団をも呼んでください。皆さんが今行っているこのワークは非常に重要です。皆さん自身にとって極めて重要であり、この惑星にとっても極めて重要です。ですから、そのまま楽しんでください。皆さんにこの研究分野をもたらし、このコースをやり遂げることができたことを、私は光栄に思っています。

そして、受け入れてくれる人たちと、この情報を明確に愛情をもって分かち合うために、できることは何でもしてください。もう一度、そうする様にお願いしたいと思います。皆さんには、私たちにはない、身体的能力やその設備が備わっています。電話をかけたり、手紙を書いたりもできます。これらはすべて重要な作業です。けれど、何よりも、自分を愛してください。自分を育んで、自分を尊重してください。もう自分を批判したり、判断したりしないでください。今すぐそんなことは止めてください。私が許可します。皆さんに自由意志がなかったならば、命令したかもしれません。では楽しんでください。瞑想を通じてならば、私は皆さん一人ひとりと繋がることができます。では、次回まで、おやすみなさい。

クラス VI  2. 使命の状態
アシュター & サナンダ(パートI) へ続く